日本では痴漢や盗撮、強姦で被害者を「自己責任」と叩いたり、なぜか虐待された側を批判したりするひとが少なからずいます。被害者側に問題がある場合もありますが、基本的には加害者側が悪いはずです。ではなぜ被害者側が叩かれるか僕なりに考えてみます。
きっかけは武家社会の時まで遡ると思います。当時武士たちは「捕虜になるくらいなら切腹するほうがよい」とという考えでした。負けて勝った側の言いなりになることは恥ずかしいということです。
このような考えは戦時に自決や玉砕といった悲劇を起こします。捕虜になるくらいなら強姦されるくらいなら自ら誇りをもって死ねと軍部が兵士や庶民に強要しました。
日本には人に負けてあいてのされるがままにすることは恥ずかしいことで自分で勝てという考えが残っていると思います。さすがに死は求められませんが、被害にあうことは恥だという考えなのだと思います。
しかし子供がどう頑張っても大人に勝てないわけだから虐待なんて子供はどうしようもないですね。女性だって働くことを求められている今、夜に飲み会などの用事もありますから、やむなく外出するのはしかたないですね。このような考えはいい加減やめるべきです。