先週末は統一地方選でしたね。ただ今回の選挙では投票率が低いの加えて、候補者数が定員数と同じ場合は選挙を行わず候補者が無投票当選したので、該当地区の人は選挙権を行使できませんでした。
今回は投票権があるのに棄権した人だけではなく、投票権を行使できない人もいました。であれば、今回投票した人は有権者のうちどのくらいなのかという疑問が残ってしまいます。統一地方選なので一部の市町村ではそもそも今回が選挙のタイミングではない場合もありますが、その場合別のタイミングで選挙権を行使できます。しかし無投票当選の場合は、辞職や議会解散がない場合4年後まで選挙がないので選挙権を1回分損失しています。余談ですが4月は引っ越しの時期。引っ越しした人も投票権を1回分損失していますね。
このように投票したいのにできない人がいることは民主主義から乖離する危険性があります。候補者が定数と同じか定数より少なくても信任投票を行う。統一地方選は引越が少ない時期にして、引越により選挙ができない人がなるべく少なくするといった対策が必要だと思います。